「ウルトラマン」屈指の名怪獣ジャミラ 超絶ソフビ製フィギュアに登場!左右非対称な歯並びも再現

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
「1/6特撮シリーズ Vol.109 棲星怪獣 ジャミラ」(CCPJAPAN社)ポスタービジュアル ⓒ円谷プロ
「1/6特撮シリーズ Vol.109 棲星怪獣 ジャミラ」(CCPJAPAN社)ポスタービジュアル ⓒ円谷プロ

 人気特撮シリーズの原点「ウルトラマン」に登場する“棲星怪獣 ジャミラ”を、ソフビ製で再現した「1/6特撮シリーズ Vol.109 棲星怪獣 ジャミラ」(CCPJAPAN社)の予約受付がホビーショップ、量販店、Webショップで行われている。

 今なおウルトラマンの特集等で紹介されることの多い衝撃的な回、「ウルトラマン」第23話「故郷は地球」に登場したジャミラが「1/6特撮シリーズ」として製品化。身長50メートル、体重1万トン。宇宙から突如飛来したUFOに乗っていた怪獣の正体は、実はかつて地球人の宇宙飛行士だった人物が、事故に遭い漂着した星の過酷な環境に適応した姿だったという、昭和のウルトラマンを語る上では欠かせない悲哀の怪獣が、迫力の造形と重厚な彩色で立体化された。

 造形面では、怪獣ガレージキットの世界でも長年名作を残し続けてきた「造型工房キトラ 岡健之」氏が造形を担当。1961年生まれの同氏は、怪獣造型メーカー「造型工房キトラ」を主催し、2005年ワンフェスにて原型師デビュー。2016年に怪獣造型師を本業に。粘土造型、3D原型製作のどちらにも精通し、円谷怪獣を中心に巨大な作品から微細な作品まで躍動感ある名作を世に送り出し続けている。2016年からは怪獣造型教室を定期的に開催し後進の育成にも取り組んでいる。ポージングは、劇中でもウルトラマンと向かい合った際に見せたファイティングポーズを参考とした。基本的にはだらりと両腕を下げたイメージや立体化の多いジャミラだが、今回は怪獣としての強さにも着目し、前例のない躍動感あるポージングとなっている。

 ジャミラの表皮は過酷な環境の星に適応した結果、脂肪が失われて粘土状に変化しており、そのスーツのひび割れ状のモールドや、体表のテクスチャ、背ビレの形状など背面まで徹底的に再現。左右非対称な歯の並びなども再現し、分割を駆使する事で目の奥まった構造と眼球の独立化を成功させ、鼻のしわの左右で歪んだいびつな形状も再現。顎の周りにはわずかにヒゲのような形状が見られ、作中で宇宙飛行士であったジャミラであるということを判別するきっかけになったヒゲのような形状も、細部まで劇中・スーツの再現にこだわり、体表ディテールも、原型からほとんど損なうことなくソフビ化を行った。

 彩色面では、ジャミラの映像資料やスーツ画像資料を参考に、体表のひび割れ造形を引き立たせる汚し塗装、スーツの模様や戦闘による土汚れまで再現。ボディのグレーも明る過ぎず暗すぎず、絶妙なバランスのカラーリングとなっている。ジャミラのスーツに見受けられる、青や紫色のグラデーションも画像資料と照らし合わせて細かく表現。さらに汚し塗装を施すことで体表のごつごつとしたテクスチャをさらに引き立て、リアルな質感が高められた。爪や牙の根元はシャドー彩色され、その質感をよりリアルに演出。眼球も電飾で光っているイメージにカラーリングされた。口内の生々しくもリアリティのある赤色や、髭の彩色も注目ポイント。足にかけては砂色の塗装が施され、ウルトラマンとの闘いで汚れた体表が再現された。

 また、サイズに関しても、ウルトラマンとの対比や、これまでの1/6特撮シリーズの怪獣たちと並べた際の整合性も意識したサイズ感となっており、1/6特撮シリーズ怪獣達と並べて楽しめるボリューム感に仕上がった。

 「1/6特撮シリーズ Vol.109 棲星怪獣 ジャミラ」は税別2万8000円。発売は来年7月の予定。サイズは全高約28センチ、素材はPVC(ソフビ製)。

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