女優のマーゴット・ロビーは、ブラッド・ピットと共に主演を務めた「バビロン」(2023年)が興行的に大失敗した理由がわからないという。昨年日本公開されたデイミアン・チャゼル監督による歴史的ブラックコメディドラマの同作でクララ・ボウを基にしたネリー・ラロイ役を務めたマーゴット。1994年の「ショーシャンクの空に」と同じく、数年後にカルト的な名作になることを期待しているという。
ポッドキャスト「トーキング・ピクチャーズ」に登場したマーゴットは、司会のベン・マンキーウィッツが同作について、興行収入が6490万ドル(約97億円)という最低レベルの結果となったことが「理解できない」と話したことに同意。「私は未だに言っているわ。大好き(な作品)だって」と明言した。「この作品に携わり信頼している自分がひいき目に見ているのは自覚している」とした上で「20年後にもしかして『バビロンは公開当初ふるわなかったって冗談だろ』と人々は思うかもしれない。『ショーシャンクの空に』が(公開した)当時失敗だったと聞いて『まさか』と思うようにね」と後々に認められた名作を引き合いに出し、力説した。
そんなマーゴットは最近、エメラルド・フェネル監督による映画版「嵐が丘」への出演が決まったところだ。エミリー・ブロンテによる小説の最新映画版でキャサリン・アーンショウをマーゴットが、ヒースクリフをフェネル監督の「ソルトバーン」にも出演したジェイコブ・エロルディが演じる。