話題のモデルのケイト・モスは、ヴィンテージショップがヴィンテージでもないものに過剰な値段を付けていると感じているという。90年代にスーパーモデルとして脚光を浴びたケイトは、往年の掘り出し物を見つけるためにロンドンのマーケットを物色することが何よりも好きなものの、それほど古くないアイテムの価格が吊り上げられていることで、その楽しみが台無しとなっていると指摘する。
ケイトは、英ヴォーグ誌に「ヴィンテージショップは、もう買い尽くされているわ。値段は高すぎるし、もう本当のヴィンテージではないと感じる。10年か20年前のものね」とコメント。「私にとってヴィンテージとは、1930年代、40年代、50年代のもの。私たちはそれ(10~20年前のもの)をヴィンテージとは呼ばず、セカンドハンド(中古)と呼んでいたわ」と指摘した。
そんなケイトは今週、アパレル大手のZARAと新しいコレクションを発表するが、その中には2005年のグラストンベリー・フェスティバルで着ていた有名なゴールドのセータードレスにインスパイアされたアイテムも含まれている。「このコレクションは、この言葉を使うのは嫌いなんだけど、タイムレスな魅力がある。いつでもそこに行けるの。18歳のときに着ていた服。何も変わっていなくて、今でもあなたのスタイルよ」
ZARA×ケイト・モス・コレクションは、11月30日に店舗とオンラインで発売される。