アレック・ボールドウィン 誤射死亡事故を振り返る「一番つらいのは妻への影響」「ただただ消耗した」

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アレック・ボールドウィン
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 俳優のアレック・ボールドウィンが、自身が製作ならびに出演した映画『ラスト』誤射事件の顛末を「人生で最も困難なことだった」と表現した。2021年10月、アレックが持っていた小道具の銃が暴発し、撮影監督のハリーナ・ハッチンスが死亡、監督のジョエル・ソウザが負傷したため、製作は一時中断を経て後に完了した。

 アレックは過失致死罪で起訴されたが、一貫して無実を主張、今年7月には、検察側が証拠を開示しなかったことを理由に審理が打ち切りとなっていた。

 アレックはバラエティにこう語っている。「これは明らかに、僕の人生で最も困難なことだ」「被害者自身はもちろんだが、一番辛いのは、妻への影響だ。多くの痛みがあった。私たちは帆に風を入れ、このようなことから離れようとしている」「映画はそれだけでは成り立たない。この映画の影にはいつもこのことがあるんだ」

 先日世界プレミアが行われた同映画の「最終カットを観ていない」というアレックは、「この年、66歳だと、子供たちのためにエネルギーを使いたい。この2年間、この状況に打ちのめされ、ただただ消耗した」「そして、父親である他の男性と同じく、あるいは父親同士のカップル、子供がいる男性2人、何でもいいけれど、子供のためにベストを尽くす義務がある。それが僕にとって難しいことだった」と続けている。

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