放送当時、視聴率が30%に迫る勢いを見せた大ヒット韓国ドラマ「ごめん、愛してる(ミアナダ、サランハダ)」が、20年ぶりにスクリーンでよみがえる。
韓国のOTTサービスであるWavveは11日、全国にあるCGV劇場6カ所で「ごめん、愛してる2024」監督版を、11月16日に上映すると発表した。今回公開されるのは、全16話だったドラマを6部作構成にした、オンライン映像サービス(OTT)バージョンとして再編した作品だという。同6編を連続上映し、3編と4編の間に15分間の休憩時間を設ける。
Wavveは、「ごめん、愛してる」を演出したイ・ヒョンミン監督ら当時の主要スタッフが、今回の編集に携わっていると説明した。
ドラマ「ごめん、愛してる」は、2004年11月8日から12月28日まで、KBS2で放送。最終回の最高視聴率は、首都圏28.6%、非首都圏29.2%(以上、ニールセンコリア視聴率基準)を記録したほど、当時の視聴者から大きな人気を集めていた。
同作は、俳優のソ・ジソブ、イム・スジョンが主演を務めたメロドラマで、両親に捨てられ、オーストラリアで養子として育ったチャ・ムヒョク(ソ・ジソブ)が、余命宣告を受けて韓国に渡り、ソン・ウンチェ(イム・スジョン)と切ない恋をする物語を描いている。
当時、イム・スジョンが演じたウンチェのファッションが大流行し、別名“ミサ(ミアナダの「ミ」とサランハダの「サ」でドラマを略したもの)廃人”という言葉が生まれたほど、話題となった。
また2017年には、長瀬智也と吉岡里帆主演で日本リメーク版が放送された。