韓国で「歌王」の別名を持つ、歌手のチョー・ヨンピルの20thアルバム「20」のタイトル曲「それでもいい」のミュージックビデオを演出したイ・ジュヒョン監督が、チョー・ヨンピルの所属事務所であるYPCを通し、ミュージックビデオの企画意図を明かした。
イ監督は「希望という言葉が馬鹿らしく思えるほど、真っ暗な闇の中を歩いている人たちへ、それでもあなたを応援する声や視線は、一番近くにあるというメッセージを伝えたい」と説明。
最近の韓国では珍しい、ドラマ形式で注目を集めているこのミュージックビデオには、パク・クニョン、チョン・ミド、イ・ソム、ピョン・ヨハンなどの名だたる俳優が出演。「もう信じて/自分を信じて」という応援が込められた歌詞に、チョー・ヨンピルの力強いボーカルが乗せられている。
イ監督はドラマ性のある演出がCM業界で話題になっており、俳優のキム・ヨンチョルが出演した「サーティワンアイスクリーム」のCMや、イ・ビョンホン出演作のパロディーを盛り込んだゲーム、「ブロスタ」のCMを手がけている。
「それでもいい」は、この時代の全ての者たちに向けた、胸にしみる応援歌。もう自分を信じてもいい、ゆっくりでもいいと励ます印象的な歌詞と、イ・ジュヒョン監督が手がける、ドラマテイストのミュージックビデオとの相乗効果が期待される。豪快なエレキギター、清々しい歌声、高解像度のサウンドが一体のチョーヨンピルのモダンロックとなっている。