丸川珠代氏、夫婦で落選 夫・大塚拓氏「不信感を払拭することができなかった」“裏金問題”響く

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
大塚拓氏=2015年4月撮影
大塚拓氏=2015年4月撮影

 衆院選は27日、投開票され、埼玉9区で自民党の大塚拓氏(51)が落選した。大塚氏は東京7区でやはり落選となった同党の丸川珠代元五輪相(53)の夫。夫婦で落選するという形になった。

 大塚氏はパーティー券に関わる5年間での政治資金収支報告の不記載額が994万円あり、戒告処分を受けた。いわゆる“裏金問題”で処分を受けた形で、この衆院選では比例での重複立候補は認められなかった。

 立憲民主党の杉村慎治氏と激しく争ったが、約4300票差で敗れた。落選確実となった大塚氏は「申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。「厳しい逆風の選挙でした」「説明を試みたが有権者の不信感を払拭することができなかった」と無念の表情を見せた。

 妻の丸川氏も同様に、いわゆる“裏金議員”として選挙戦を戦い落選した。

 2人は選挙が縁で2008年に結婚。12年6月には第1子が誕生した。

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