故ヒース・レジャーさん(享年28)が、映画『ダークナイト』での仕事を「自画自賛」していたことを俳優アンドリュー・ガーフィールドが明かした。クリスチャン・ベールがバットマン役を演じた同作で、ジョーカー役を演じたヒースさんは、処方薬の過剰摂取により映画が公開される前の2008年1月に帰らぬ人となったが、没後にその演技でアカデミー助演男優賞に輝いた。
ポッドキャスト番組『ハッピー・サッド・コンフューズド』に出演したアンドリューは、『ダークナイト』の撮影が終了した直後にヒースに会っていたことを明かし振り返った。
「彼はとても自画自賛していたよ。僕が『どうだった?』って聞いたら、彼は 『うん、すごくいいよ 』って言ったんだ」
アンドリューとヒースは2009年作『Dr.パルナサスの鏡』で共演したが、ヒースが他界したため撮影は一時休止となり、その後ジョニー・デップとコリン・ファレルがヒースさんの代役を務めていた。
またアンドリューは、ヒースさんからサングラスをプレゼントされ、今でも大切に持っていることを明かした上で「彼はとても寛大で、美しく、クリエイティブな精神の持ち主だった。彼はある意味導き手で、まるで野生動物のようだった」
「彼はとても自由で、野性的で、撮影現場ではある意味危険だった。インスピレーションを与え、おおらかな感じでね。彼はすべてのテイクの前に、あるいはすべてのシーンの前に『これで楽しもうって言っていたものだ」と語っている。