お笑いコンビ「清水圭・和泉修」「ケツカッチン」のメンバーだったお笑いタレントの和泉修(62)が、参政党公認で衆院選比例近畿ブロックに立候補することが3日、分かった。
同党代表で参院議員の神谷宗幣氏(46)同日、国会内での会見で明らかにした。神谷氏は「近畿ブロック比例単独2位、和泉修さん。和泉さんは元々、吉本興業のお笑い芸人をされていた方。今は退社をされまして、参政党の活動に邁進していただいております」と小選挙区には出ず、比例単独での出馬だとした。
修は神谷氏と十数年来親交があり、同党の結成にも参加。イベントや応援演説にたびたび参加しているほか、2022年10月に政策などの助言をするアドバイザーを就任した。
現在は足裏の状態を見て、食事法を提案し症状を改善していく「足識食癒施術法」を提唱し、奈良県内でサロンを経営。アドバイザー就任時には「神谷さんの考えが、僕のハートを燃やした。日本の危機を救わなあかんという、強い意識を持っている。次の世代を…日本をもう一回いい状態に戻して、健康な人間をたくさん作って変えていきたい。ちょっとでも日本に貢献したい。次の世代のために。子どもたちに、このままの日本を預けられない」と理念を語っていた。
修は1986年(昭和61)、すでに芸能界を引退した清水圭氏(63)とのコンビで芸人としてデビュー。圭・修は関西では絶大な人気を誇り、冠番組「素敵!KEI―SHU5」(関西テレビ)や「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)などの番組を担当した。その後コンビは自然消滅し、2001年に高山トモヒロとケツカッチンを結成した。
2024年1月に行った大阪市内での街頭演説で、38年間所属していた吉本興業を退社したことを報告した。