1日の参院本会議で行われた首相指名選挙で、自民党総裁選で敗れた高市早苗前経済安保相(63)と、茂木敏充前幹事長(68)にそれぞれ1票が入った。
NHKから国民を守る党の斉藤健一郎参院議員(43)は同日、自身のX(旧ツイッター)で「首班指名は“高市早苗” 衆参唯一の1票を投じさせていただきました」とポストし、自身が高市氏に投票したことを明かした。
斉藤氏は9月30日、Xのアンケート機能を使い「【皆さんのお声をお聞かせください】明日13:30-参議院本会議で首班指名(内閣総理大臣指名選挙)国会議員一人一人が記名式にて投票。国会議員であれば、誰の名前を書く事もできます。どなたを書いて欲しいか参考までにお聞かせください」と自身と石破茂氏(67)、高市氏、小泉進次郎氏(43)の4択を提示。3616票が集まり、高市氏が最も高い票を集めた。
投票の結果を踏まえ、斉藤氏はこの日、自身のYouTubeで「高市早苗先生の政策っていうものは日本を保守していくという形で、素晴らしい政策を掲げられている。それを応援する、決選投票で敗れたんだけども、このような声を届けることが、意味があるんじゃないか」と説明した。
茂木氏に票を投じたのは、斉藤氏と同じ会派の浜田聡参院議員(47)。浜田氏は9月30日、Xで「今回の首班指名は茂木敏充と書いて投票予定です」と、茂木氏への投票を予告していた。