オアシス再結成のツアーの様子を収めたドキュメンタリー作に向け、大手配信会社の間で争奪戦が激しくなっていることが分かった。来年、英国とアイルランドを回るツアーで15年ぶりの復活を果たす伝説的バンドは、すでに4億ドル(約574億円)の収益が見込まれている状況。その再結成ツアーを追ったドキュメンタリーでさらに大金が動く可能性があると関係者が明かしている。
Apple TV+がすでに契約に向けて必死だとして、ある関係者はザ・サン・オン・サンデー紙に話した。「この10年を代表する1本になりますよ。Apple TV+は権利獲得のために大金を提示しています。 Amazonプライムとネットフリックスも全精力を注いでいますから、他の配信会社との争奪戦になりますね」
「バンドのこれまで見られなかった姿を見せたザ・ビートルズのドキュメンタリー(『ザ・ビートルズ: Get Back』)と同じようなスタイルになると思われます」
オアシスの再結成ツアーは来年7月にウェールズのカーディフ公演からスタートする予定だが、今後は米国での公演日程も発表されるとみられている。
リアムとノエルのギャラガー兄弟は、ツアー会場で売られる食べ物や飲み物からの収益から最高50%を手にする契約も結んでいると言われているほか、ブランドとのタイアップやオリジナルグッズなど最低でも5000万ポンド(約95億円)の価値がある契約の話もあるようだ。