英人気女優フローレンス・ピューは、自分の人生の中で見過ごしてきた多くのことがあると痛感し、俳優業を休止したそうだ。
ここ数年、『オッペンハイマー』『デューン 砂の惑星 PART2』『ウィー・リブ・イン・タイム』などに出演してきたフローレンス、初めて夏休みを取ったことを英ヴォーグ誌にこう明かしている。「キャリアの中で夏休みが欲しいと言ったのは初めて。私は完全に仕事マニアだけど、自分が疲れ切っているのがわかるの」「去年突然目が覚めて、『あまりに多くのことを人生で見逃してきて悔しい』ってなった」「私はずっとキャリアを持ち続けていきたい。けどへとへとになるまで働いたら元も子もないでしょ」
一方名声を得る前、13歳の頃につるんでいた友人のおかげで昔の人生と繋がり、地に足をつけていられるとして、「彼女らは本当に正直で、知的で、下らない。私はもしかして自分に全く合わないやり方で進化していく可能性があるってことを真剣に意識している」「この業界以外で誰からも好かれないような人にはなりたくない」「昔の生活や子供の頃の自分とリンクさせてくれる友人を持つことは本当に大事で、自分がどうあるべきかを常に確認できるからね」と続けた。
イギリス出身で現在はロンドン在住、友達とつるみパブに行くことを楽しんでいるというフローレンスだが、都会っ子ではないそうで、有名人のサークルに入ったり、カメラマンがたむろする特別な場所で時間を過ごすことを避けているという。