実業家の〝ホリエモン〟こと堀江貴文氏が10日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党総裁選(12日告示、27日投開票)に出馬する小泉進次郎元環境相について「現実がわかってない」などと苦言を呈した田中真紀子元外相に対して「ロートルは何でも言えるわな」と毒舌で〝一刀両断〟にした。
進次郎氏の父・小泉純一郎元首相の第1次内閣で2001年から日本では女性初の外相を務めた田中氏。今年1月で80歳になったが、ストレートでパワフルな言動は今も健在だった。
田中氏は9日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演した際、進次郎氏についての見解を求められ、「この方が(首相に)なってもらっちゃ困りますけど、個人的に。できるわけないじゃないですか。その辺が分かってない、現実が分かってない。皆さんの声を聞いて勉強しておられない」と指摘した。また、今回の総裁選で候補が乱立する現象についても「ヘナチョコばっかり」「この際、出とかなきゃと売名」と歯に衣着せぬコメントを連発した
堀江氏は、そうした田中氏の物言いに賞賛の声が起きていると報じたネットニュースを引用した上で、「笑、現役引退したロートルは何でも言えるわな。」と一蹴。「まだロートルでも亀井静香さんの方がなんぼかマシだわ。」と、2005年の〝郵政選挙〟で対立候補(衆院・広島6区)となった因縁の亀井氏を引き合いに出しながら、田中氏をバッサリと切り捨てた。
堀江氏の投稿に対し、フォロワーからは「もうご隠居していただいた方が」「相変わらず大衆の心を掴むのが上手い」「無責任に怖いものナシ!」「今更持ち上げる意味がわからん」といった声が続いた。
堀江氏は自身のYouTubeで「首相になれば43歳ということで、日本の憲政史上一番若い首相になります。(総裁選では)決選投票にならずに、ぜひ1回目の投票で過半数を超えて自民党総裁および首相になってほしいと心から強く思います。私は小泉進次郎さんを応援します」と小泉支持を表明している。