米国の人気風刺アニメ 来年まで放送休止を発表!トランプ氏VSハリス氏の大統領選 言及を避けるため

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画像はイメージです(metamorworks/stock.adobe.com)
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 米国の人気風刺アニメ『サウスパーク』が、来年までの放送休止を発表した。クリエイターのトレイ・パーカーとマット・ストーンは、ドナルド・トランプ氏とカマラ・ハリス副大統領との大統領選について取り上げることを避けるため、シーズン27の制作が「意図的に」遅れていることを認めたもの。

 マットは、ヴァニティ・フェア誌に話した。「これまで4,5回大統領選を『サウスパーク』でも描こうとしたが、とても難しいことだ。頭がごちゃごちゃしてしまう。大事なことではあるけど、それがすべてになって、面白みを失ってしまうんだ」

 そしてトレイも「トランプについてこれ以上言うことがあるかもわからないしね」と続けた。

 今年唯一の新エピソードでは、米国で現在人気となっているダイエット薬について描かれているが、トレイはそれが個人的な経験から生まれたストーリーであることを明かしていた。「やってみたんだ。25ポンド(約11キロ)くらい痩せたんだ。でも、何か違うように感じてた。確かに食欲は少なくなったよ。でも、全てのことに対して意欲が少なくなった。それであの番組のアイデアが生まれたんだ」

 2人は以前にも『サウスパーク』の制作は「面白いだけではない」と明かしていた。ピープル誌とのインタビューの中、マットは「『サウスパーク』を作るのはただ面白いだけではない。残酷で、ストレスだらけで、時には恐ろしいこともある。だから、たまに面白いだけの番組を作る。あまりないけど、それがあるからやっていけるんだ」と語っていた。

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