韓国のアーティスト・DJ SODAが23日、自身のX(旧ツイッター)を連続して更新。自身が昨年性被害にあった事件をモチーフにしたアダルトビデオが制作されたことについて触れ、「とても悲しくなりました」と日本語で憤りを示した。
DJ SODAは2023年8月13日に大阪で開催された夏フェスに出演。その際に観客に体を触られるなどの性被害があったと明かした。イベント主催者が加害者3人を告発。その後、和解が成立し、主催者は告発を取り下げた。
23日のXでDJ SODAは「去年の夏の出来事は私にとってとても大きな心の傷となりました。ただ、このトラウマを吹き飛ばすためにも、良い結果で終えました。」(原文まま)と“事件”について回顧。ただ「この事件をモチーフに日本のアダルトビデオメーカーがAVを制作したという話を聞いてとても悲しくなりました」と、忘れたいトラウマを掘り返されたことについて怒りを示した。
また「私の役として演じた女優の方が『とっても楽しい撮影だった』とSNSで書いており、その文章が頭から離れないほど苦しめられました」とアダルト作品に出演した女優の発言にも不快感を露わに。最後には「女性として非常に恥ずかしい出来事だと思っていたので、静かに過ぎ去ろうとしました。しかしこの動画が広がりに広がり世界的にニュースも多く出てしまいました。そして今も違法ダウンロードができてしまうという状況で私が出来ることは何なのでしょうか...?」と記した。
DJ SODAは前述の事件後も日本で精力的に活動している。4月には初写真集「Candid」(集英社)を発売。発売イベントでど派手な衣装で登場し話題になっていた。