パリ五輪のボクシング女子で金メダルを獲得し、性別騒動の“主人公”となってしまったアルジェリア代表イマネ・ケリフ(25)が15日、自身のインスタグラムを更新し、バッチバチに化粧を決めた姿を披露した。
インスタに掲載した動画では、まずグローブを着けて軽くシャドーボクシングを披露。画面が切り替わると、セミロングヘアでしっかりとメイクを施し、花柄のワンピースを着てほほ笑む姿に変身している。
動画はアルジェリアの美容室とのコラボ。アラビア語で「彼女は必要に応じてフェミニンでエレガントに振る舞うことができますが、リング上では装飾やハイヒールは必要ありません。必要なのは戦略、強さ、パンチだけであり、それが彼女の個性の本質です」とつづられている。さらに性別問題についても「口ひげが男性を定義しないのと同じように、カブトムシにもひげがあるように、ドレス、エクステ、メイクアップが女性を定義するわけではありません」と主張している。
コメント欄には「かわいい」「あなたが女王」「全員ぶっ倒して」「ゴージャス」と賛辞が寄せられていた。