「子育て」と「仕事」の両立、7割以上が「難しい」と回答 一部からは家事が増える「子供の夏休み」廃止希望論も

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画像はイメージです(maroke/stock.adobe.com)
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 転職エージェント「MS-Japan」がこのほど、「子育てと仕事の両立」実態調査を実施し、結果を発表した。

 「子育てと仕事の両立」について質問すると、71.1%が「難しいと感じる」と回答した。男女別に見ると、男性の約7割、女性の約8割が「難しいと感じる」と回答しており、どちらの性別でも高い割合で両立の難しさを感じていることがわかった。

 子供の人数と年齢別に関しては、子供の人数は1人でも3人以上でも「難しい」と感じる割合に大きな変化はなかった。逆に子供の年齢別では0歳~小学生前の段階で「とても難しい」の割合が最も高く(48.5%)、子供の年齢が上がるほど減っていくことがわかった。

 また、子育てと仕事の両立で特に難しい点については「突然の遅刻・早退・欠勤がある」が最も高い割合(41.4%)に。「子育てに十分な時間を割けない」(24.6%)や「自分の時間がない」(23.3%)が続くなど、時間の制約が多くの人にとって課題であることが見て取れた。

 続いて「子供の夏休み期間」における両立の負担について調査した結果、71.2%が「負担を感じる」と回答。子供の年齢別に見ると、年齢が低いほど夏休み期間中の両立に対する負担が強くなる傾向が見受けられた。負担派からは「家事(食事の準備等)が増える」「子供が在宅していることで気が散ってしまう」などの意見が上がった。

 子供の夏休みの長さについては「このままで良い」と回答した人が大部分(72.4%)な一方で、19.4%が「夏休みの短縮・廃止」を希望。「より負担を感じる」派の4人に1人は「夏休みの短縮・廃止」を希望していた。

 出典 MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12550.html

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