「発想に衝撃」カプセルトイコーナーにあった、400円のサドルカバーにSNS騒然「美味しそうなんだけど」

藤丸 紘生 藤丸 紘生
カプセルトイコーナーで見つけた謎のアイテム「ナンのサドルカバー」 ひろろさんのX(@T2_Revive)より
カプセルトイコーナーで見つけた謎のアイテム「ナンのサドルカバー」 ひろろさんのX(@T2_Revive)より

 カプセルトイコーナーで見つけた謎のアイテムがXで話題を呼んでいる。商品名は「ナンのサドルカバー」。インドカレーでおなじみ、ナンの形を模した自転車のサドルカバーだ。アイデア自体もさることながら、妙に精巧な仕上がりがネットの心をつかんでる。

 きっかけとなったのは、Xユーザー・ひろろ(@T2_Revive)さんのポスト。購入した「ナンのサドルカバー」を実際に装着し写真を公開したところ、5万件を超える「いいね」が寄せられる大反響となった。リプライなどでも「考えた人天才やな」「ちょっと欲しいかもw」「ナン感がすごいですねー食べたくなる」「待ってww美味しそうなんだけど」「ナンだこれ!」「ナンてこったい」「どこにあるんや?!」と大きな注目を浴びている。

 「発想に衝撃を受け『これは手に入れるしかない!』と入手にいたりました」とひろろさん。本物さながらの見た目はもちろん、実は手触りもよく「柔らかく滑らかなシーツのよう」だと明かした。「夏はサドルがとても熱くなりますが、これで軽減できる」と今後も愛用していく予定だ。

 ところで、ナンとサドルカバーの掛け合わせは一体どのように生まれてきたのだろう。開発したターリン・インターナショナル社の商品担当者によれば、きっかけはインドカレーを食べに行った時のこと。「とっても大きいナンが出てきたのですが、そのナンの形があまりにもサドルに似ていたので、これはサドルカバーにするしかない!!」とひらめき、すぐ企画書にまとめたという。

 肌触りの良い素材を使用し質感にもこだわったが、やはり最大の売りは見た目。「見た目のインパクトが全ての、唯一無二な商品です」と“出オチ上等”の覚悟で、「見分けづらい自転車の目印として使っていただきたいです」と期待している。

 7月に発売開始しすぐにSNSで大反響となったことは、同社としても予想外。「サドルカバー」のシリーズ化は考えていなかったが、同担当者は「本当に沢山の方に喜んでいただけているようなので、サドルに合いそうなモチーフが見つかればぜひ作りたいと思います!」と意欲をのぞかせた。

 ラインアップは「プレーンナン」「タンドリーチキン付きナン」「サグシーフードカレー付きナン」「バターチキンカレー付きナン」の4種。各400円(税込)。なお、同商品はあくまで目印として使用することが目的のため、注意書きには「走行中は使用しないでください」と記載されている。

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