実業家のひろゆき氏が19日、自身のX(旧ツイッター)を更新。女子体操のパリ五輪日本代表で主将に選ばれていた宮田笙子(19)=順大=の喫煙騒動について、元東京都知事で作家・参議院議員(日本維新の会参議院幹事長)の猪瀬直樹氏の同日付X投稿を引用し、自身の見解をつづった。
宮田が「代表行動規範」に違反した疑いでチームを離脱することが判明し、その違反の具体的な内容として「喫煙疑惑」があり、26日開幕のパリ五輪出場が不透明となったという段階での報道を受け、猪瀬氏は「つくづく日本人は劣化している。たかがタバコで何を騒いでいるのか。麻薬じゃないんだぞ!!規則尽くめの杓子定規が日本をダメにしてきたのだ。こんな些細なことで19歳の夢を潰すつもりか!」と苦言を呈した。
ひろゆき氏も、同氏の見解に同意する形で「他人に迷惑をかける違法行為を咎めるのは当然ですが、 他人に迷惑をかけない喫煙をした19歳がオリンピックの夢を奪われるのは罰としても過大すぎる。」と指摘した。
日本体操協会は同日、都内で緊急会見し、宮田に喫煙と飲酒が確認されたため、五輪出場を辞退したと発表した。同協会によると、15日に情報提供があり、宮田は事前合宿地のモナコから18日に帰国して調査に応じた。喫煙は6、7月に都内で、飲酒は五輪選手ら日本のトップアスリートの拠点となる都内の「味の素ナショナルトレーニングセンター」で行ったことが判明した。
ひろゆき氏の投稿に対し、フォロワーからは「喫煙が法に違反している事実は受け止め、改善しつつも、チャレンジできても良いとは思う」「暴力や窃盗は他人に実害あるけど 人に迷惑をかけない喫煙だもの」「規定違反かもしれませんが、日本だけの規定」などと同意する声の一方、「喫煙を擁護する声が多くて残念」「オリンピック選手は国の代表。影響力が大きいことを考えたら処分は仕方がないという意見も分かる」「一緒にやってるチームの人にキッチリ迷惑かけとるやないか」と異論も続いた。