「シャイニング」出演女優が75歳で死去 糖尿病の合併症、過去には精神的「重病」も

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シェリー・デュヴァルさん
シェリー・デュヴァルさん

 スタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」などで知られる女優のシェリー・デュヴァルさんが死去した。75歳だった。シェリーが、糖尿病の合併症によりテキサス州ブランコの自宅で眠るように息を引き取ったことを長年のパートナーであったダン・ギルロイが明かした。

 1989年からシェリーと交際を続けてきたダンは、ハリウッド・リポーターに「親愛なる、優しく、素晴らしいライフパートナー、そして友人が私たちのもとから旅立ちました。最近は大変苦しんでいました。今彼女は解放されたのです。飛んで行って、美しいシェリー」と語っている。

 「シャイニング」でジャック・ニコルソンと、「ポパイ」で故ロビン・ウィリアムズと共演したシェリーは、ロバート・アルトマン監督作品で最もよく知られ、「ギャンブラー」「ナッシュビル」「三人の女」など、同監督の映画7本に出演した。ヒューストンで短大に通っていた時に、ロバートのスタッフに発掘され、スクリーンテストを受けた後「バード★シット」でデビューを果たした。

 女優業から長らく離れ、1987年に自身の製作会社シンク・エンターテインメントを設立したシェリーだが、精神的な問題で「重病」であることを認めてから6年後の2022年、「ザ・フォレスト・ヒルズ」に出演してスクリーンに復帰した。

 女優業に加え、シェリーは1991年に子供向けの音楽アルバム「スウィート・ドリームズ」をレコーディングし、その1年後にはおとぎ話を題材にしたドラマ「フェアリーテイル・シアター」の製作総指揮、ナレーション、出演を務めた。

 1985年には、「トール・テイルズ・アンド・レジェンズ」を制作し、この2つの番組には、ミック・ジャガー、ライザ・ミネリ、ジェフ・ブリッジス、ヴァネッサ・レッドグレイヴといったスターたちが次々とゲストとして登場した。

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