東京都知事選で次点となり、一躍〝時の人〟となった前広島県安芸高田市長・石丸伸二氏が12日、自身の公式Ｘ（旧ツイッター）を更新。元大阪市長で弁護士の橋下徹氏がＸで「新たな第三極」の旗手になり得る存在として自身に期待を寄せた投稿を引用し、逆に橋下氏に「国政維新をぶっ壊して新しい第三極を作って」と提案した。
石丸氏の投稿は、橋下氏と吉村洋文大阪府知事のＸ上でのやりとりを受けてのものだった。
まず、吉村氏が10日に行われた府庁での定例会見で、石丸氏の政治スタイルについて「立派だと思う」と評価したという報道を引用。同日付Ｘに「東京都民から2番手の評価をうけた石丸さんはシンプルに凄いと思うよ。熱量が完全に伝播した。古い永田町的な価値観は完全否定。我々維新ももっと頑張らないといけないね。」と投稿した。
それを受け、橋下氏が11日付Ｘで「今の維新国会議員は完全に古い政治の象徴やからね。領収書の非公開を主張するわ、政治は飲みニケーションだというわ、旧文通費の使途制限や野党予備選から逃げるわ」と同調。さらに、「石丸さんに国政維新をぶっ壊して無党派層を引き付ける新しい第三極を作ってもらうのが日本の政治のためやろうね。」と大きな期待を込めて石丸氏を猛ブッシュした。
この橋下氏の投稿に対し、石丸氏は「とするならば、橋下さんに国政維新をぶっ壊して無党派層を引き付ける新しい第三極を作ってもらうのが日本の政治のため、なのかなぁと感じました。」と呼応。自身の名を橋下氏に差し替え、そのまま同氏のフレーズにかぶせてみせた。
石丸氏の投稿に対し、フォロワーからは「このお2人のタッグは期待しかない」「橋下さんの第三極に石丸さんが合流するのも面白いですね」「X上でとうとう、この御三方が いいぞー」などと期待の声が続く一方、「押し付けあって仲良いね」「石丸構文で返したんでしょ」「まず、ポスター代」といったツッコミもあった。
