国民民主党の榛葉(しんば)賀津也幹事長(57)が10日、国会内での定例会見で、立憲民主党の泉健太代表(49)が同日、自身のX(旧ツイッター)で「立憲民主党をもっとアップデートさせねば」などと投稿したことに触れ「まずは街中に貼ったRのシールはきれいに剥がしたほうがいいね」と述べた。
記者団から「立憲民主党には、どんなアップデートが必要か」と問われた榛葉氏は「私は言わないそんなの。私は言わないけれども…」と前置きしながら、都内に多数貼られた「R」のシールについて苦言を呈した。
7日投開票の都知事選で、立憲民主党が全面的に支援した前参院議員の蓮舫氏(56)の支援者が貼ったとの疑惑があるシールについて、榛葉氏は「そこが最初ですよ。選挙が終わった今でも、ずっと貼ってある。蓮舫さんは関係ないと仰ったでしょ?あれ見るたびに嫌な気分になるよ、みんな」と、不快感を示した。
2022年に公開されたインド映画の「RRR」を見たという榛葉氏は「アレを思い出す人よりも、蓮舫さんを思い出す人が多いんじゃないかな」と指摘。
「アップデートは、泉健太さんが考えることです。ただ、アップデートよりも、立ち位置を明確にすること。私の大好きな泉健太さんは、最初共産党とはやらないと明確に言ってたんだから。党首になった時と同様に毅然(きぜん)と、共産党とは一切手を引くと。これ言ったら、泉健太男だね」と、立民と共産党の連携を批判した。