東京都知事選挙(7日投開票)の最終日となった6日、現職の小池百合子氏は東京・銀座で街頭演説を行ったが、路上にはなぞのビラがバラまかれた。
「令和必殺仕事人」と書かれたビラには、小池氏、岸田文雄首相、大谷翔平の元通訳・水原一平被告のような似顔絵が描いてある。具体的に都政についての記述などはなく、路上にバラまいた目的や意味は不明だ。
小池氏の演説中には一部の集団から「やめろ」「うそつき」の大合唱がわき起こった。集団の近辺では、一時小池氏の演説は聞こえない状態となった。ある男性が「(コールをする)場所を変えてくれ」と言うと、集団の中の男性が「どこでやるんだよ」と返す一幕も。場所を変えるよう求めた男性は「逆効果だよ」と過剰な“非小池”に苦い表情を見せていた。