東京都知事選（7月7日投開票）への出馬を表明しながら、告示前日の19日に出馬を取りやめた元祖迷惑系YouTuber「へずまりゅう」こと原田将大氏（33）が同日、出馬ドタキャンの理由を説明した。
へずまは返却された供託金とみられる300万円の小切手を手にした画像を自身のＸ（旧ツイッター）に掲載し「あ、東京都知事選挙辞退したわ。」と報告していた。その後の投稿で「東京都知事選挙を辞退した理由。」と切り出し、状況などを伝えた。
へずまは「皆様この度はご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございませんでした。自分が都知事選で小池さんや蓮舫さんと同じ土俵で戦いたかったことは事実です。」とまじめにコメント。続けて「一つ目に家バレして家族が嫌がらせを受けたこと。２つ目にリオグループの店舗に凸撃され街宣されたこと。三つ目に石川のボランティアで300万円使った方が誰かの為になると思ったこと。以上のことから辞退させてもらいました。」と3つの理由を説明し、家族や職場にも悪影響が出ていることを明かした。
さらに「黙っていましたが今も尚、嫌がらせが続いており夫婦共々怯えて生活をしています。裏口にも張り込まれており外にも出れない状況です。」と嫌がらせが現在進行形であることも報告。「因果応報なのは確かなのですがここまで粘着質な人も珍しいかと思います。」と“迷惑系”の行動に辟易。「この件に関しては被害届を出しに行くので心配しないで下さい。」と呼びかけた。
東京都知事選は20日に告示され、史上最多の50人を超える候補者が立候補している。
へずまは今月6日、東京都庁内で会見し、東京都知事選への出馬を表明。4つの公約も公言していた。1つ目は「知事報酬の全額寄付」。2つ目は「開示請求で情報が黒塗りにされる理由の明確化」。3つ目は「若者を政治の主役にしたい」。ここでは供託金として出す300万円を100万円にするなど、ハードルを下げたいと語った。さらに4つ目は「高齢者の免許返納の促進」としてした。
