歌手で女優のジェニファー・ロペス(54)は、人工知能(AI)を使った詐欺で顔を盗用され、恐ろしくなったことを明かした。AIの問題を探求するネットフリックスの新作SF映画『アトラス』で主役を演じているジェニファーは、人工知能詐欺に遭った過去があるそうだ。
ジェニファーは、「しわ」のある自分の顔を加工した写真を使った「全く身に覚えのないスキンケアを売る」広告を見つけた時のことについて、「すぐに私たちの顔が盗まれてしまっていたの。そう、(AIは)本当に怖い」と、バラエティ誌に明かした。
ただ、ジェニファーはAIにも利点があるとして、「AIには敬意を払うべきだと思う。そしてあらゆる可能性に対してオープンでなければね」と、人々に利点だけでなくマイナス面にも「オープン」になるよう促していた。
ジェニファーは今回の新作映画で、シム・リウ演じる邪悪なロボットから地球を救うためにAIを使うデータアナリストを演じており、自身が主演と製作を務める同作について、AIにおける賛否両論が提示されている点について高評価を与えている。
「AIについて語られている映画の中でも特にこの映画は、両方の側面を見せるのに本当に良い仕事をしているわ」「この映画は、AIが信じられないほど間違った方向に進む可能性があること、そして本当に正しい方向に進む可能性があることをうまく表現していると思う」