舘ひろし(74)、柴田恭兵(72)、仲村トオル(58)が19日放送の日本テレビ「行列のできる相談所」に出演した。
仲村は21歳で新人刑事町田透として出演した「あぶない刑事」の映像が流れ、舘と柴田との関係に「まったく変わらないですよ。相変わらず頭上がりませんし、影を踏まないように」と笑わせた。
「怖かったです」「ウソ言え」「どっちに付いていこうかと」と応酬が続いた後に「伝説の遅刻事件」が明かされた。
再現VTRで、38年前の第1シリーズでの撮影時に、新人の仲村が大遅刻し監督やスタッフも激怒。浅野温子も呆れていたと、ものまね再現された。
飛び込んできた仲村が「遅刻して申し訳ありません!」と全力で頭を下げたが、監督らの怒りはおさまらず、すると舘が立ち上がって、仲村の頭を雑誌でパン!と叩き、「何やってんだよ!」。
番組では「舘の一喝でスタッフの怒りが収まった」と後輩のための優しさだったと解説され、その後の撮影合間に落ち込む仲村に、舘が日本アカデミー賞新人賞の授賞を祝福。タキシードをプレゼントされたことも再現された。
また仲村が授賞式で「立派な大人になりたい」と述べ、司会の徳光和夫から「21歳はもう立派な大人」と突っ込まれている映像も紹介された。
仲村は「最初に撮るシーンの遅刻で、一番下っ端の若造がいなかったという、よろしくない遅刻」と振り返り、舘に感謝した。
しかし、雑誌で頭を叩かれた再現VTRについて「さっきのVTRとちょっと違うのは」と切り出し、「あんなもんじゃなかったです」と笑わせた。