パワハラで打ち切りとなった米国版『徹子の部屋』の女性司会者「意地悪で年寄りで同性愛者だから追い出される」

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画像はイメージです(NIMBUS BREW/stock.adobe.com)
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 コメディアンで女優のエレン・デジェネレス(66)が、ネットフリックスでのコメディ特番で、自身のトーク番組のスキャンダルを取り上げることを明かした。2003年から19年間続いたトーク番組『エレンの部屋』は、番組制作現場におけるパワハラや不正行為の疑惑を受けて終了。内部調査の結果、製作総指揮の1人が解雇されたことが明らかになっていた。2018年の初のスペシャル番組『エレン・デジェネレス:それ、わかる!』以来のネットフリックス復帰となるエレンは、夏に配信予定の『エレンズ・ラスト・スタンドアップ・ツアー』で真相を語るという。

 エレンは声明で語った。「みんなが聞きたがってることについて」「はい、(スキャンダルについて)話すつもり」「はい、これが私の最後のスペシャル番組」「はい、(エレンの配偶者)ポーシャ(デ・ロッシ)は実生活でも本当に可愛いわよ」

 ネットフリックスのスタンドアップ&コメディ・フォーマット担当副社長ロビー・プローは、「エレンのような人はいません。真の伝説であり、様々な意味でのパイオニアです。今年後半にまた、彼女の陽気なコメディ特番をファンの皆さんにお届けするのが待ちきれません」とコメントしている。

 一方、先月、ロサンジェルスのラルゴ・アット・ザ・ コロネットでコメディショーを行ったエレンは、同トーク番組の終了について「私はショービジネスから追い出された」と明かしていた。

 また、ゲイであることをカミングアウトした後、90年代のシットコム『エレン』が取り止めになったことを振り返り、「私がショービジネスから追い出されたのは、これで2度目。結局は、私が意地悪で、年寄りで、ゲイだから、3度目も追い出される」「自尊心とエゴが傷つけられた。この業界は両極端で、人々から愛され偶像化されるか、憎まれるかのどちらか」「視野を広げることができなかった。個人的な理由ではないと理解したかったけど、何もできなかった」「自分のキャリアをこんな形で終わらせたくはなかったけど、こういう形で終わってしまった」と吐露した。

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