タレントのゆりやんレトリィバアが9日放送のTBS「プレバト!」に出演。俳句で5点という、衝撃の点数をもらった。
70点以上で才能アリがもらえる俳句部門。「才能ナシ」でも20点ほどは与えられるが、添削する俳人の夏井いつき氏は、最下位のゆりやんの句に、一桁しかあげなかった。
点数が発表されると、永世名人の千原ジュニアは「久しぶりに見たわ」と驚き「ちゃんと五・七・五で詠んだか?」と尋ねた。
お題は「文房具」でゆりやんが読んだのは
消しゴムが 白き水面に ボウフラを
ゆりやんは「頑張って勉強して、消しゴムを何回も消すと、消しカスがたくさん出る。それが白いノートにたくさん積もっていると、ボウフラのように見えるという句です」と意味を説明した。
永世名人の梅沢富美男からは「どう説明していいのか。私には理解できないので、これを俳句とは認めません」と酷評された。
さらに厳しく指摘したのが夏井先生。「久々に腹立たしいものがやってきました。冷静になってみてください。消しゴムが…なんで水面が白いんですか?そこから、良く分からないでしょう。消しゴムを水面に浮かぶボウフラに投げて攻撃したのかなと思いました。あなたの言いたいことは、この字面ではまったく伝わらない」と、意味不明であるとブッタ切り。「これは俳句としても、日本語としても腹立たしいものです。しゃべってるとだんだん、腹が立つ」と断罪した。
夏井先生はそう言って「消しかすは ボウフラみたい」と下の句を空けて添削。「下の句に入れる季語は、あなたが今晩、考えなさい」と宿題を出した。しかし、ゆりやんはすぐに「先生、『初鰹』はどうですか?」と解答。夏井先生は「論外です」と即座に切り捨て、MCの浜田雅功は大爆笑で喜んだ。