元近鉄投手の佐野慈紀氏、右腕の切断手術を終える

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
佐野慈紀氏
佐野慈紀氏

 元プロ野球・近鉄、中日投手の佐野慈紀氏が2日、自身のブログを更新。右腕を切断する手術を終えたことを報告。「無事に」というタイトルで「終わりました リハビリ 頑張る」と投稿した。

 佐野氏は56歳の誕生日だった4月30日のブログで「今日まで右手の機能を残す為に治療を続けるも2024/05/01感染症が進み明日右腕を切断する事に」と告白。昨年4月に重症下肢虚血を発症、右足中指を切断して入院生活が始まったそうで、昨年12月に感染症が足から指先に転移したため「指先に壊死が見られる。その結果 指先を2本切断」、今年1月には臓弁膜症が発覚して「動脈硬化が激しく回復がままならない。糖尿病による影響は恐ろしい。これ以上感染を広げない為に洗浄の繰り返し。毎回激痛が走る」と振り返っていた。

 また手術前の心境を明かし「右腕 感動を分かち合った右腕 明日、お別れする。ごめんなさい。この言葉しか浮かばない」、「出来なくなったことはいくつあるのだろう。この治療が終わってもまだ終わりではない。心臓弁膜症の手術もしないといけない。感染症も5年生存率と言われ再発のリスクもある」、「これも長い人生の一つ。そう思いたい。元来ただの強がり。ならば命ある限り強がって生きる。やる事はまだまだたくさんある。目一杯抗いでやる」と記していた。

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