実業家のひろゆき氏が29日未明、自身のX(旧ツイッター)を更新し、28日に投開票が行われた衆院東京15区補選に出馬し、落選した作家・乙武洋匡氏に辛口のエールを送った。
ひろゆき氏は選挙期間中だった今月26日、乙武氏の応援にかけつけ、東京・江東区内の駅に立って支持を呼びかけていた。同補選をめぐっては、乙武氏を含む各陣営が政治団体・つばさの党から出馬した根本良輔氏から、激しい口調で論戦を吹っかけられるなどしていたことが話題に。ひろゆき氏は「結果として得しているのは、乙武さんと立憲民主党かなと思っている。メディアに出ることになったじゃないですか」などと語っていた。
選挙の結果は
酒井菜摘氏(立憲民主党)=当選 4万9476票
須藤元気氏(無所属) 2万9669票
金澤結衣氏(日本維新の会) 2万8461票
飯山陽氏(政治団体・日本保守党) 2万4264票
乙武洋匡氏(無所属) 1万9655票
吉川里奈氏(参政党) 8639票
秋元司氏(無所属) 8061票
福永活也氏(政治団体・NHKから国民を守る党)1410票
根本良輔氏(政治団体・つばさの党) 1110票
となり、乙武氏は5位だった。
ひろゆき氏は乙武氏の「この度、落選をいたしました。ただただ私の力不足に尽きます。
応援をしてくださった多くの皆様、本当に申し訳ございませんでした。
大変多くの方々に応援いただいたこと、心から感謝を申し上げます。
みなさんの期待に応えられなかったこと、託していただいた思いを国政に届けられないことが悔しく、申し訳ない気持ちです。
今後の事に関しては未定ですが、応援してくださった方々と相談しながら考えて行きたい思います。」という敗戦の弁のポストを引用。「乙武さんが落選すると心置きなく奢って貰えるので個人的には大歓迎ですー。」と政治家にならなかったことを喜ぶコメントを送った。