歌手のルーク・ブライアンがファンのスマートフォンにつまずきステージで転倒する事態となった。20日(土)、カナダ、バンクーバーで開催されたコースト・シティ・カントリー・フェスティバルでのライブ中、観客に語り掛けていたルーク、足元に投げられたスマホに気づかず滑らせ転ぶも、すぐに起き上がり笑い飛ばす姿があった。
ニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄によると、そのスマホを持ち主のファンに投げ返したルークは、「大丈夫、僕の弁護士を呼ぶから」「誰かカメラに収めてた?」とジョークを飛ばしていた。
さらにルークはその事態を写真に撮っていた別のファンからスマホを借り、スタッフに大画面で映すよう指示、「ズームインしてみよう。ズームイン」と話し、お尻を床に打ち付ける自身の姿を見て、「イエス!これはオモシロ動画になるね。そうだな」と続けていた。
観客席から物を投げ込まれる事件はここ最近多発しており、ハリー・スタイルズ、ドレイク、ビービー・レクサ、エイバ・マックス、ケルシー・バレリーニらが被害に遭っている。
そんな不測の事態にアデルはシーザーズ・パレスのラスベガス定期公演「ウィークエンズwithアデル」中、「ステージにものを投げたりしてエチケットを忘れた人たちがいるのは知っている?見たことある?」「私に何か投げてみて欲しいわ」「アーティストに物を投げるのは止めること!」と観客に呼びかけた後、Tシャツを観客席に向かって投げ込み、「けど、観客席に向かって物を放つのはいい!」と冗談めかしていた。
一方ジェイソン・デルーロは、TMZにこう話していた。「酷いね。そこから得るものはない。彼らがやっているのはアーティストへの侮辱だ」「僕も経験した。向こうはアーティストがそのスマホで写真を撮ってくれると思って投げるんだ。アーティストの方は写真を撮るのを止めるべきだ」「アーティストたちは『マトリックス』みたいにそのスマホを避けないといけないんだ!危険だよ」「いい事じゃないと思う。アーティストが接近してきた時に、スマホを渡せばいいじゃないか。気持ちはわかるけど、ステージにスマホが参入するのはクレイジーだ。それを止めるのはセレブリティ次第だと思っている、けど対話が必要だね」