維新・馬場代表「立憲民主党が一歩リード。その後を猛烈に追いかけている」逆転訴え 衆院東京15区補選

杉田 康人 杉田 康人
日本維新の会候補の応援演説を行った馬場伸幸代表(左)、音喜多駿政調会長
日本維新の会候補の応援演説を行った馬場伸幸代表(左)、音喜多駿政調会長

 日本維新の会の馬場伸幸代表(59)が21日、衆院東京15区補選(江東区、28日投開票)に立候補している同党の金沢結衣氏(33)=教育無償化を実現する会推薦=の同区内での応援演説で「立憲民主党が一歩リードしていると言われている。その後を日本維新の会の金沢結衣さんが今猛烈に追いかけている、そういう状態」と訴え、金沢氏への支持を訴えた。

 馬場氏は「皆さん一度、維新の会に力を与えていただきたい。歴史をひも解けば、歴史が大きく変わる時は政治や政治家の力ではない。一番必要なのは、民(たみ)の力です。民の力が、この国の政治を変え、将来に対する夢や希望を作っていく」と声を張り上げた。

 立憲民主党に対して「立憲民主党に投票しないで」「叩き潰す必要がやっぱりある」などと、過激な言い回しを続けている馬場氏。この日の演説ではトーンは下げつつも「立憲民主党がやっているのは、野党第一党の座を死守する。そういうことばかりを考えて、国民への国会への議論をサボタージュする。そういうことばかりを繰り返しています」と矛先を向けていた。

 衆院東京15区補選には金沢氏の他、政治団体・NHKから国民を守る党の福永活也氏(43)、無所属の乙武洋匡氏(48)=国民民主党、都民ファーストの会推薦、参政党の吉川里奈氏(36)、無所属で元衆院議員の秋元司氏(52)、政治団体・つばさの党の根本良輔氏(29)、立憲民主党の酒井菜摘氏(37)=共産党、社民党支援、政治団体・日本保守党の飯山陽氏(48)、無所属で元参院議員の須藤元気氏(46)が立候補している。

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