立民・小沢一郎氏、自民党の超大物議員の墓参り「偉大な政治家でした」派閥を割った過去

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
立憲民主党の小沢一郎衆院議員
立憲民主党の小沢一郎衆院議員

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が21日、小沢一郎(事務所)名義のX(旧ツイッター)を更新し、2000年に亡くなった竹下登元首相の墓参りをしたことを報告した。

 Xには島根県にある竹下氏の墓前で手を合わせる画像や竹下元首相の像を見つめる画像を掲載。「島根県雲南市掛合町にある竹下登先生のお墓参りをしました。私がいまこうしてあるのも竹下先生のおかげです。」と思いをつづった。さらに「さまざまな懐かしい出来事が思い出されました。繊細で人情味があり人を思いやる偉大な政治家でした。先生の墓前にて、日本の未来のため引き続き全力で頑張ると固くお誓い申し上げました。」と決意も示した。

 小沢氏は、元々は自民党竹下派に所属していた議員だった。羽田孜、橋本龍太郎両元首相らとともに「七奉行」と称されていた。しかし、1992年に、当時の自民党副総裁で竹下派の会長だった金丸信氏が佐川急便からの5億円献金を認めて辞任。後任の会長に小渕恵三氏が選ばれたことで、小沢氏と羽田氏は竹下派を割って出て、新派閥を結成した。

 その後、小沢氏と羽田氏のグループは宮沢喜一内閣の不信任案に賛成。解散・総選挙の結果、小沢氏が中心となって非自民の連立による細川護熙政権が誕生した。

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