衆院東京15区補選(江東区、16日告示・28日投開票)に無所属で出馬する作家の乙武洋匡氏(48)が12日、都内で記者団の取材に応じ、同氏の立候補を主導した地域政党・都民ファースト特別顧問を務める小池百合子東京都知事(71)の学歴詐称疑惑報道について触れた。
乙武氏は、元環境省官僚で都民ファの事務総長だった小池氏の元側近、小島敏郎氏が10日発売の月刊誌「文芸春秋」で、カイロ大学を卒業したとする小池氏の学歴詐称に加担したと主張している。
同誌の内容について「読んでいません」とした乙武氏は、小池氏への報道について問われ「橋下徹さんが言ってらしたことが一番なるほどと思った。外部人材を活用して、その方の意見を取り入れなかった時に、後からあることないこと言われるっていうことは僕も経験してきたから。今回も『そういうことあるかもねっていう目線で見た方がいいんじゃない』っていう橋下さんのご意見がなるほどなと思って見てました」と話した。