俳優のウィル・スミスが、ジャッキー・チェンに「末っ子を育ててくれてありがとう」と感謝のメッセージを綴った。伝説のカンフー・アクションスター、ジャッキーの70歳の節目となる誕生日にウィルは、2010年のリメイク版『ベスト・キッド』で息子のジェイデン・スミスと共演した際に自分たちの家族に残ったジャッキーからの「永遠の影響」について称賛している。
ジェイデンとジャッキーの写真をインスタグラムにシェアしたウィルはこうキャプションを添えている。「ジャッキー、70歳の誕生日おめでとう!大好きな映画を作ってくれたことに加えて、今までの映画の中で最もクレイジーな瞬間を撮影してくれた。ジェイデンを育ててくれてどうもありがとう」「北京で『ベスト・キッド』の撮影時に息子と過ごした時間は、僕たち家族に永遠の影響を残したんだ。次の太陽一周の旅での深い愛とお告げをお祈りしている」
一方でジャッキーも自身の誕生日を記念し投稿、特に長年体を張った映画撮影をしつつ「年齢を重ねること」ができた事実に感謝を表し、様々な時代の写真を並べこう綴っている。「前から多くの友人が教えてくれていたんだ。『ジャッキー、もうすぐ70歳の誕生日だ』ってね。この数字を聞くたび、もう70歳なのかって驚きで一瞬心臓が止まるようだった」「そのショックから立ち直ってそのあと頭に浮かんだのは、サモ・ハン(キンポー)がかつて言っていたことで、『特に僕らのようにアクション映画を仕事にしていると、年を取っていけることは最高に幸運なことだね』という言葉だ」
ジャッキーはまた、白髪と髭を生やした最近の写真を心配する必要はないとファンに呼びかけ、次の映画のために「老けて見える」必要があったと説明した。「ずっと長い間、いつも映画のために新しいことに挑戦してきた。たとえそれが挑戦的なアクションものだろうと、キャラクターの見た目が画期的なものであろうとね。62年間映画業界にいるけど、今も撮影を続けられていることを幸運に思って、すべての瞬間を大切にしている」