「キャプテン翼」高橋陽一氏「これで漫画家は引退」明言!連載43年、最終話は4日発売→物語は別形式で継続

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
最終話が掲載される「キャプテン翼マガジンvol.20」の表紙
最終話が掲載される「キャプテン翼マガジンvol.20」の表紙

 漫画家・高橋陽一氏(63)のサッカーマンガ「キャプテン翼」の連載最終話が4日発売の「キャプテン翼マガジンvol.20」に掲載されることが3日、分かった。集英社が公表したもので、1981年に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートし、アニメ化されるなどして世界中で愛されてきた作品が大きな区切りを迎える。

 ただ、ストーリーは継続する。今夏に立ち上がる新WEBサイト「キャプテン翼WORLD」で、鉛筆描きの「ネーム(絵コンテのような、せりふやストーリーを書いたもの)形式」での連載がスタートすることも発表。「キャプテン翼ライジングサンFINALS」のタイトルで翼の物語が描かれる。

 「-vol.20」には、高橋氏のファンへのメッセージも掲載されている。「連載最終話を描き終えた今は、すべてを描き終えてホッとしているのと、この先やっと“〆切”というものがない生活を送れるという解放された気分でいる状態にあります。」と正直な心境を吐露。「これで漫画家は引退しますが、絵を描くこと、ストーリーを考えることはまだ好きなことなので、それらはこれからも続けていくつもりです。」と漫画家としての引退は明言した上で、創作活動は続けるとした。

 この日はほかに、「キャプテン翼WORLD」のティザーサイトが4月4日にオープンすることも発表された。「キャプテン翼ライジングサン」最終20巻と「キャプテン翼MEMORIES」最終3巻が6月4日に同時発売され、高橋氏が発売記念サイン会を実施することも明らかになった。夏には、日本橋三越で原画展も開催される。

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