レディー・ガガ トランスジェンダー女性を擁護 「本当の女性じゃない」との非難に「呆れる」

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 レディー・ガガ
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 レディー・ガガが、トランスジェンダー女性のディラン・マルバニーさんを庇う発言をしている。トランス活動家でTikTokスターのマルバニーさんは、先週の国際女性デーにガガとのツーショット写真をシェアしたところ、「本当の女性じゃない」など多数の嫌悪のコメントが寄せられていた。

 ガガは11日、インスタグラムにこう投稿している。「ディラン・マルバニーが国際女性デーに投稿した私との写真に対し寄せられた辛辣さと憎しみは、自分にとって不快でしかなく呆れるわ」「この憎しみについてある新聞は『バックラッシュ(反発)』と報じていた。けど、私はここで明確にしておくことが大事だと思う。憎しみは憎しみ。このような類の憎しみは暴力だと」

 そして、トランスジェンダーの人々の生活が私たち全員によって大切にされ守られる社会にするために山ほどの課題があるとして、「私は今、ディランだけでなく、絶え間ない不名誉、狭量、言葉や精神的暴力に直面しながらも、無限の品位とインスピレーションで進み続けているトランスコミュニティを守ってあげたいと感じる」「もちろん私はこのコミュニティを代表して喋っているわけじゃなけど、言いたいことがある」「国際女性デーに私たち全員を敬うため全ての女性が団結することを望んでいる。全ての女性がいつか平等に祝福される日が来るまでずっと。全ての人間が平等に祝福されるまで」「すべてのジェンダーアイデンティティを持つ人々が、その祝日が何であろうと祝福される日まで。すべてのジェンダーアイデンティティと人種は平和と尊厳に値するから」と続けた。そして、他者への愛を持って生きてほしいとして「私たちが団結し、愛情深く、お互いを受け入れ、温かく迎え入れるようになりますように」「私たち全員がトランスの人々の生活の複雑さと挑戦に立ち上がり、敬うことができますように。私たちはそれをわからないけど理解に努め、思いやりを持つことはできる」「憎しみを『バックラッシュ』と呼ぶことを許せないほど、私は人々を愛している。人はより良くなるに値するの」と綴っていた。

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