R-1史上初のアマチュアで決勝進出 どくさいスイッチ企画は4位タイでファイナル逃す「夢の様」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
どくさいスイッチ企画
どくさいスイッチ企画

 〝ピン芸日本一〟を決める「R-1グランプリ2024」が9日、東京・フジテレビで開催され、生放送された。史上初めてアマチュアから決勝舞台に立ったどくさいスイッチ企画(36)はファーストラウンドで力尽きた。

 ツチノコ発見をモチーフとしたコントを披露。総得点は458点で4位。ルシファー吉岡、街裏ぴんく、吉住に及ばず、3位まで進めるファイナルラウンド進出を逃した。

 それでも大健闘といえる結果。審査員の野田クリスタルからは「アマチュアとは思えない。もっと長尺のものを見たい」と、バカリズムからは「設定も面白い。ただ後半がハマらずもったいなかった」と評価された。

 どくさいスイッチ企画は「夢の様な景色を見させていただいた」と感激しつつ、司会の霜降り明星せいやから質問されるも、業種等は明かすなと通達されているといい「上司にR-1決勝に行ったことを報告しなかったので大ごとになりました」と笑わせた。

 4位での敗退が決まると「夢の様な1年3カ月、そして1日でした」と感謝を口にした。アマチュアながら大学時代に「全日本学生落語選手権」優勝、「全日本アマチュア芸人No.1決定戦2023」優勝を誇り、関西のアマチュア芸人の中では名の知れた存在だった。

 今年は2021年に始まったエントリー資格「芸歴10年以内」(アマチュアは参加10回目以内)を撤廃。ネタ時間は3分から4分に延長され、22代目王者の称号と優勝賞金500万円の獲得をかけて激突した。

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