玄関開けたら、まさに草・草・草…でも、笑えない!ホラー映画のような光景が現実となっている。
米国の西部では3月に入り、吹雪や強風に見舞われている地域が多い。2日のユタ州イーグルマウンテンでは、強風で飛ばされる大量の回転草(タンブルウィード)が、砂煙とともに車道を猛スピードで転がり続けた。住宅に駐車している車を埋め尽くすように草は重なり、家屋にまで押し寄せる様子が見られた。
ネバダ州でも同日に同じような光景が見られた。米国立気象局はネバダ州やアリゾナ州北西部、カリフォルニア州デスバレーに風速16メートルの強風注意報を発令していた。
米西部のシンボルと見なされている回転草。米農務省によれば、外来雑草であるロシアアザミは19世紀後半に米国に持ち込まれたという。