高校通算140本塁打を記録した岩手・花巻東の佐々木麟太郎選手が米屈指の名門大学スタンフォード大に進学することを決めたことについて、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」が19日、特集した。
コメンテーターで出演した国際弁護士の山口真由氏は「私はスタンフォード、補欠で落ちたんですよ」と不合格だったことを明かした。山口氏は東大卒業後の財務省に入省。ニューヨーク州弁護士資格も持つ才媛も「だから西海岸いいなあって、あこがれがあります」とうらやましがった。
山口氏は続けて「パーソナルステートメントっていうエッセイで、自分が何者でこの大学になぜ入りたくて、そのあとどうするのかって、自分の過去、現在、未来を一本の軸で結んで、さらにそこに大きなものを描き出す」と解説した。
さらに「つまり、たぶん、(佐々木選手は)日本の野球少年のロールモデルになりたいというものを書くということで評価されたと言われている。自分が何者かという確信が強い人をアメリカの大学は、ぐっと集めて刺激し合って、さらに偉大にして、卒業生にしていくんだなと感じる」としみじみ語った。
佐々木選手は、学費や下宿費などを含め、全額支給奨学金を受ける。