◆売れっ子ハリウッド女優なのに テレビ再放送時の出演料わずか15円 子役時代の大ヒット映画で

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ケイト・ハドソン
ケイト・ハドソン

 女優のケイト・ハドソンが、映画「ホーム・アローン2」へのカメオ出演で10セント(約15円)の再放送出演料を手にしているという。俳優のマコーレー・カルキンがケビン・マカリスター役を演じた1990年の映画「ホーム・アローン」の続編に、当時子役だったケイト・ハドソンが出演していたことはあまり知られていないが、ケイトは今でもその時の少ないギャラをもらっていることを明かした。

 自身のポッドキャスト「シブリング・レヴェルリィ」で、特別ゲストにジョーイ、マシュー、アンディのローレンス兄弟を迎えケイトはこう話した。「コーラスで参加していて、その出演からたまに10セントもらうの」

 昨年は多くのハリウッド俳優たちが、再放送出演料の酷さを訴えており、ストライキの一因に「THIS IS US/ディス・イズ・アス」でレベッカ・ピアソンを演じたマンディ・ムーアも同様に感じた俳優の1人で、同ドラマのストリーミング配信から受け取るギャラが「とても少ない」ことを明かしていた。自身も同ストライキのデモに参加したというレベッカ、2017年に同ドラマをHuluがNBCから買い取って以降は81セント(約122円)程度をもらったそうだ。

 全米映画俳優組合は昨年、脚本家組合のストライキとともにテレビ、劇場、ストリーミング制作全般にわたる各プロダクションに参加を要請してストライキを決行、ハリウッドにおける過去60年以上の歴史で最大の閉鎖となり、業界の俳優やクリエイターの賃金、AI技術の台頭、ネットフリックスやディズニープラスなどの大手ストリーミングサービスにおける利益の分配方法に対する懸念が引き金となっていた。

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