女優の広瀬すずが14日、都内で行われた「第78回毎日映画コンクール」の表彰式に出席。映画「キリエのうた」で女優助演賞を受賞し「このようなすてきな賞をいただけて本当にうれしく思います」と喜んだ。
広瀬はベロア素材で胸元が大きくシースルーになったエレガントなドレスで華やかに登場。司会のフリーアナウンサー・生島ヒロシは「きょうは一段と、いろんな衣装考えたんでしょうけど、すてきですよね!」とべた褒めし、同作の岩井俊二監督も「いやもう素晴らしいです。(報道陣へ)いっぱい写真撮ってください」と絶賛。広瀬は「恥ずかしい、恥ずかしい」と照れ笑いが止まらない様子だった。
劇中では、主演のアイナ・ジ・エンド演じる、歌うことでしか声が出ないミュージシャンを支えるマネジャー・イッコを熱演。「なんでこの役が私なのかなと思った」と率直に明かし、「私にできることはアイナちゃんを支えるイッコとして生きることしかできないと思っていたけど、そんな中で、自分の支えになる賞になりました」と胸を張った。
岩井監督は広瀬について、「本当にいろんなポテンシャルを持ってると思う」と話し、「次は広瀬すず120%映画を作りたいと思う」と宣言した
なお、杉咲花は背中が大胆にV字に開いた黒いドレスで登場。会場を魅了した。