韓国で11月に公開された、名優パク・ソンウン主演で贈るノワール映画『The Wild:野獣たちの戦争』の邦題が『THE WILD 修羅の拳』に決定し、2024年2月16日に緊急公開が決定した。
殺人の罪を償い、穏やかに暮らしたいという望みを抱く元地下ボクサーのウチョルに『新しき世界』のパク・ソンウン、ウチョルを気遣いながらも、利益のためには全てを利用することをいとわない犯罪組織の首領ドシクに『ただ悪より救いたまえ』のオ・デファン、北朝鮮軍特殊部隊出身で脱北者による麻薬密売組織を仕切るガクスに『殺人者の記憶法』のオ・ダルス、薬物中毒で汚職にまみれた刑事ジョンゴンに『KCIA 南山の部長たち』のチュ・ソクテが扮し、韓国映画界を代表する名バイプレーヤーが衝突。
監督を務めたのは、第39回「モスクワ国際映画祭」で主演男優賞と最優秀アジア映画賞を受賞した社会派サスペンス『ありふれた悪事』で世界を沸かせた名匠キム・ボンハン。謀略と裏切りが交錯し、激化する抗争の行方は――。ぜひ、スクリーンで確認を。
『THE WILD 修羅の拳』
2024年2月16日(金)シネマート新宿ほか 順次公開
生き残るのは誰だ――
かつて違法賭博場で、試合中に相手を誤って殺害し、8年の刑を終えた元ボクシング選手のウチョル(パク・ソンウン扮)。釈放された彼を待ち受けていたのは、古き友人で犯罪組織の首領ドシク(オ・デファン扮)からの「一緒に働かないか」という誘いだった。「静かに生きたい」と提案を断るウチョルだが、偶然出会ったコールガールのミョンジュ(ソ・ジヘ扮)を守るため、汚職刑事のジョンゴン(チュ・ソクテ扮)に拳を振るってしまう。
ドシクとジョンゴンの取引により逮捕を免れたウチョルは、脱北者で構成された麻薬密売組織を仕切るガクス(オ・ダルス扮)を消すよう命じられる。退路を断たれたウチョルの命運は、果たして…。
監督:キム・ボンハン
脚本:キム・ジュマン
製作:ナム・ジウン
撮影:キム・ジェソン
編集:キム・ウヒョン、キム・ヒョンソ
音楽:モク・ヨンジン
出演:パク・ソンウン、オ・デファン、オ・ダルス、チュ・ソクテ、ソ・ジヘ
2023年|韓国|韓国語|カラー|シネマスコープ|5.1ch|110分|原題:더 와일드: 야수들의 전쟁|英題:THE WILD
字幕翻訳:小西朋子|レイティング:PG12
配給:クロックワークス
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