SHINee(シャイニー)のジョンヒョンさんが27歳の若さでこの世を去ってから、18日で6年が経った。SHINeeの公式SNSには、在りし日のジョンヒョンさんの写真とともに「いつもあなたを愛している」と哀悼。またメンバーのミンホも、自身のインスタグラムで故人を偲んだ。
ミンホは、あどけなさ残るジョンヒョンさんのオフショット2枚を公開。そして「今年はいつも以上に(ジョンヒョン)兄さんが恋しい…。毎日すごく会いたくて、たくさん思い出してはいっぱい話をしてるよ! お兄さんに会いに行く途中、久しぶりにお母さんに会った!!!…僕がちゃんと労ったから心配しないで! たくさんの人たちが、本当にすごく会いたがってるよ…だからお兄さんも、時々は僕のことを考えてね、また会おう」と恋しい思いをつづっている。
ジョンヒョンさんの歌声は、耳にした人全員を魅了した。透き通った美声には優しさがあり、誰もがその〝ヒーリングボイス〟に癒やされた。一方、パワフルな楽曲では一転してエッジを効かせるなど、楽曲の世界観を見事に演出した。
また楽曲制作の面でもその才能を発揮。後輩グループのEXO(エクソ)に提供した「PLAYBOY」では、セクシーさを前面に押し出したR&Bに妖艶な歌詞を載せ、ジョンヒョンさんの新たな一面を披露した。
こうして多くのファンから支持され、スターアイドルとして確固たる地位を手にしたと思われていたジョンヒョンさんだったが、2017年12月18日、ソウル市内にあるオフィステル(オフィス+ホテルを合わせた造語)で心肺停止状態で倒れているところを発見され、病院に搬送されたが死亡が確認された。
当時、実姉に送っていたメッセージには苦しみを暗示する内容などが多く書かれていたとし、不安に思った実姉が「弟が極端な選択をしたかもれない」と通報、警察は位置情報でジョンヒョンさんの居所を把握し駆けつけたところ、倒れた状態で発見された。
ジョンヒョンさんは亡くなる8日前まで単独コンサートを開催しており、普段と変わりない様子だったため、彼の悲報は韓国のみならず、世界の音楽ファンに衝撃をもたらした。
月日が経っても、多くのファンがジョンヒョンさんの存在や歌声を、変わらず恋しく思っている。