立川志らく、M-1審査員を勇退 ランジャタイに「96点」、ヨネダ2000に「97点」などぶっ飛んだ漫才を評価

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 立川志らく
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 落語家の立川志らくが漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」決勝の審査員を勇退することが11日、ABCテレビから発表された。24日に放送される決勝戦の審査員は17日の事前特番内で発表される。

 志らくは2018年から5年間、決勝の審査員を務めた。同局を通じて「5年もの長い間、若い才能の塊の芸に触れる事が出来て感謝しております」とコメントを発表。「当初は漫才師でもないやつが何故審査をするんだと非難もされました」と振り返りつつ、「私としては漫才師No.1を決めると同時に明日のお笑いのスターを決める大会でもあると思っていたので落語家がいてもいいのではとそういう思いでやってきました」と信念を明かした。

 また「ランジャタイをはじめとするヨネダ2000、トム・ブラウンのようなぶっ飛んだ漫才を高評価する審査員として一部ファンに支持されてきました」とコメント。初めて審査員に加わった18年大会では、トム・ブラウンに97点と高得点をつけ「意味も全く分からないんだけども、衝撃を受けましたね」と評価した。その後も21年大会でランジャタイに96点をつけ「こんな漫才を聞いたことがない、私はツボにはまってしまった」と激賞。22年大会ではヨネダ2000に97点をつけ「イリュージョンというのか、女性版ランジャタイを見ているよう」と型破りな漫才に高い評価を与え続けた。

 自身が審査員から卒業することでぶっ飛んだ漫才が不利になるという意見には「でも多くの人が見ています。ダウンタウンも当初は際物扱い。それが今やトップスター。ダウンタウンのようにマニアックが天下を取ればカリスマになれる!」と懸念を一掃した。

 最後は「魅力ある漫才師を目指して。どんなにテクニックがあっても魅力には太刀打ち出来ないんだから。勿論正統派も頑張って!みんな頑張って!」と全漫才師にエールを送った。

 決勝審査員の顔ぶれは17日放送予定の事前特番「超お宝映像で振り返る!M-1衝撃の瞬間SP」内で発表される。また、一足先に決勝戦・敗者復活戦のMCが発表され、決勝戦は今田耕司と上戸彩が、敗者復活戦は陣内智則と西野七瀬が務める。

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