ポップコーンなど全粉穀物を含む食べ物に認知症予防の効果があることが分かってきた。毎日、このお馴染みのスナックを食べることで、認知機能低下に関するリスク削減が見込めるという調査結果が出たという。
ある新研究で、オーツ麦やキノアといった全粒穀物を多く食べるグループは、そうでないグループに比べ、8.5年も認知機能が若いことが判明。研究を指導した米シカゴのラッシュ大学のシャオラン・リウ博士は説明する。「何百万人ものアメリカ人が罹るアルツハイマー病や認知症の予防は、健康に関する優先事項です」「1日に数回、全粒穀物の食事を追加すると、認知症のリスクが下がる可能性がわかったことは素晴らしいです」
さらに研究では全粒穀物がコレステロール、インスリン濃度、血圧の低下に関係がある事もわかった。