ミキ 悲願M-1優勝へ気合「出るからには」 秘策は「あんまり大きな声を出さないように」とジョーク

中江 寿 中江 寿
ミキの亜生(左)と昴生
ミキの亜生(左)と昴生

 兄弟お笑いコンビ・ミキの昴生(37)と亜生(35)が12日、京都市内で開催された高校華道の全国大会「Ikenobo花の甲子園2023」開会式に、共に大会アンバサダーを務めるNMB48・塩月希依音(けいと=17)と参加した。

 当大会は池坊いけばなを学ぶ高校生3人が1チームとなり、制作した作品を発表する公開コンクール。2009年から始まり、15回目となる今回は、全国14地区の代表チームが競い合った。高校生による熱い戦いを前にして、兄の昴生は「元気をもらいますね」と刺激を受けた様子だった。

 ミキは今年の「M-1グランプリ 2023」で3回戦を突破、2015年初出場から9年連続で準々決勝進出を果たした。過去17、18年と決勝で涙をのんでいるだけに、昴生は「もちろん出るからには優勝したいですね」と気合十分なら、弟・亜生も力強くうなずいた。

 今年の秘策について亜生は「お兄ちゃんがパーマを当てました。パーマと(自分が)センター分けなんで違うかも」とおとぼけ。昴生は「ひとつ工夫しているのは、あんまり大きい声を出さないように」と、昨年12月にテレビ番組でビートたけしに〝酷評〟されたことを引き合いにしながら、ジョークでけむに巻いた。

 それでも昴生は「特別な気持ちはないですけど、出ている人の中だったら、一番漫才をしているかもしれません。全国ツアーで回っていると、全国の皆さんがすごく応援しているのを肌で感じているので、何とか恩返しを」と真面目にVを誓った。

 今年の決勝は12月24日。昴生は「昴生サンタと亜生トナカイがクリスマスイブに笑いのプレゼントを届けます」とアピールすると、亜生は「ミキサンタね。しょうもな!」と照れながら突っ込んでいた。

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