歌手ドリー・パートン(77)は、地震が起きた時に備えて、いつもメイクをしたまま寝ているという。ドリーは、1980年代にロサンゼルスに移住して以来、災害などで家を飛び出した時に外でカメラマンに写真を撮られてもいいように、毎晩メイクをキープしていることを明かした。
新著『ビハインド・ザ・シームズ:マイ・ライフ・イン・ラインストーン』の中で、ドリーはこう語っている。「80年代にLAに来たとき、地震のせいもあって、メイクをしたまま寝るようになった」「カメラがあるかもしれないから、ノーメイクで外には出ないようにしよう。準備万端でいようって思った」
そんなドリーは、朝一番に、まず必ず顔をクレンジングしてから、その日のメイクをしているという。「1日1回顔をきれいにしていれば、いつメークを落としても問題ないわ」「朝起きたら、小さな(化粧落としの)儀式を全部やって、また最初からやり直して、毎日出かけて、一日中見た目はばっちり」「これは故郷のテネシーでも同じ。老婆みたいな格好でカールと一緒にベッドに入りたくないから」
1966年に夫カール・トーマス・ディーンと結婚したドリーは、最近ピープル誌に「重大な緊急事態」が発生した場合のみ、化粧をせずに家を出ると発言していた。それはどんな場合かと尋ねられたドリーは、こう答えている。「死よ!ストレッチャーに寝かされている私を見るだけよ」「夫が病気になったり、緊急事態が起きたりしたら、もちろんメイクなしで家を出るわ」「もし私が何かで逮捕されたら、私が見てきたスターたちのようなマグショット写真を撮られるのはいやよ」「絶対的な緊急事態でない限り、外に出るなら少しはきれいにする。そういう時はそうするけど、その時だけよ」