イエモン吉井和哉「早期の喉頭がん」だった 病名を伏せた理由 3カ月での完治に「何の疑いもなかった」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 吉井和哉(2012年撮影)
 吉井和哉(2012年撮影)

 ロックバンド・THE YELLOW MONKEYの吉井和哉(57)の公式HPが11日に更新され、2022年11月に「早期の喉頭がん」と診断を受け、今年の年明けに治療が終了し、根治したことを発表した。

 HPでの発表によると、吉井は21年12月の武道館ソロ公演後に喉の違和感を抱き、22年の年明け早々に専門医の診察を受けたところ「炎症によるポリープ」と診断され、同年2月にポリープ切除の手術を行ったという。

 術後、声出し禁止期間を経てリハビリ期間に入るも、夏前になっても満足に歌える状況にはいたらず、発声専門の医師の診察で再度「ポリープらしき腫瘍」が発見された。同年9月に切除手術を受けるも、リハビリ期間に再び腫瘍らしきものが発見されたという。「通常の声帯ポリープでは無いのではないか」と疑いも生まれる中、同年10月に3度目となる切除手術を行い、大学病院へ検査を依頼。「11月に出た大学病院での検査結果は早期の喉頭がんでした」とした。

 すぐに治療を開始し、23年の年明けには根治。この日の公表にいたった理由については、がんが発覚した段階では「むしろ早期の発見でよかったというご意見をいただくほどでしたし、治療をすれば3カ月ほどで完治するということに何の疑いもなかったので、皆様に病名はお伝えしませんでした」と説明した。

 当初は「GW頃からゆっくり歌唱を始めて年末公演に向かう予定」だったというが、9月にスタジオ入りした際に「17曲を歌いましたが決して満足いく状態ではありませんでした」と回想。下旬に再度スタジオ入りするも、まだ万全な状態ではなかったという。

 「その後の診断や経過をみて、各所とも協議のうえ、今年の武道館で完全復帰を叶えるには少し準備が足りないと判断をしました」と12月28日に開催予定だった武道館公演の見送りを発表。「お待ちいただいた皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、今一度慎重に完全復帰に向かっていくつもりです」と思いを寄せた。

 一方で、11月には新曲を公開予定。「久々の、そしてTHE YELLOW MONKEY渾身の新曲になります」と告知している。

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