韓国のベテラン俳優でノ・ヨングクさんが、急死したことが18日、明らかになった。74歳。複数の韓国メディアが報じた。死因や葬儀に関する詳細は不明だ。
ノ・ヨングクさんは、韓国のKBS 2TVで16日から放送がスタートしたばかりのドラマ「ヒョシム家の各自図生」(原題、全50話予定)に出演中。同局が訃報を明らかにした。
ドラマ制作のスタッフは、突然の悲報に衝撃を受けながらも、代役など対応を協議中だ。
「ヒョシム家の各自図生」は、自分のことを後回しにして生涯を家族に尽くしてきた娘のイ・ヒョシムが、主体的な生き方を見つけていく物語。主役のイ・ヒョシムは、元AFTERSCHOOLのユイが演じている。
ノ・ヨングクさんはヒョシムの相手役、ハジュン演じるカン・テホの伯父であり、カン・テホの祖父が設立した大企業、テサングループの会長カン・ジンボム役を担っていた。
ノ・ヨングクさんは1974年に、韓国MBCの公募タレント7期としてデビュー。「大王世宗」(2008)、「武神」(2012)、「太宗イ・バンウォン」(2021、2022)などに出演し活躍。また、歌手としても活動していた。